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【大学院でお世話になった】論文を書くために読んでおいてよかった本10冊

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私が大学院在籍時に悩んだこととして

  • 論文・文章の書き方
  • アイディアの出し方・まとめ方
  • 研究へのモチベーションの上げ方

がありました。

「もしかしたら同じような悩みを持っている人もいるかもしれない。」

と思ったので、私が大学院在籍時に読んだ本の中で

「読んでおいてよかった」「未だ繰り返し読んでいる」

という本を10冊紹介します。

何かしらの助けになったら嬉しいです。

論文作成のロードマップを知りたい人におすすめの本3冊

卒業論文から査読論文まで対応する論文の「型」を学べる:『社会科学系のための優秀論文作成術』

知らなければ致命的な論文の「型」を一から学べる本です。

論文は「型」があって、その「型」は卒業論文であろうが査読論文であろうが一貫しています。

そのため、「型」にはまっていないと基本的には評価してもらえません。

この本はそんな「型」について丁寧に記述してある上、卒業論文・修士論文・博士論文・査読論文それぞれの攻略法についても解説してあります。

「社会科学系のための」とありますが、どの分野でも共通する本質についても記載されているので、多くの人にとって参考になると思います。

私も社会科学系ではないですが、非常にお世話になりました。

 資料の集め方、アイディアの切り口まで書いてある:『勝つための論文の書き方』

「日常に落とし込める論文を、興味を持って読んでもらうためにどうやって作成するか」

ということについて教えてくれる本です。

講義形式で進むので、とても読みやすいことも特徴だと思います。

さらに受講者は出版社の方なので、講義内容も学術的なことばかりではなく、一般的な物の考え方から学ぶことができます。

せっかく論文を書くのであれば、興味を持って読んでもらいたいという気持ちは多くの人にあるのではないでしょうか。

そんな気持ちがある人に特に読んでもらいたい本です。

 博士号をとりたい人必読:『博士号のとり方』

この本は論文の中でも博士論文を書くことについて詳しく書いてあります。

博士論文の書き方だけではなく、「博士号とは何か」から「博士課程への進み方」「指導教員との付き合い方」など、博士課程に特化した内容です。

研究機関、指導教員に向けた内容もあるので、博士号をとった後にも役立つ本だと思います。

私が買った時は第5版でしたが第6版がでてますね。

 日本語の文章力を上げたい人におすすめの本2冊

伝わる文章を書くための基本を学べる:『日本語の作文技術』

1982年に出版されて以来売れ続けている、正確な文章の書き方についての本です。

修飾語の位置や句読点の打ち方など、しっかりと伝えるために重要なことを体系化してあり、豊富な例文と共に学ぶことができます。

文章を書いていて「なんだかわかりにくいな」と思った時に読み返す、基準となるような本です。

文章構成のルールを学ぶ:『論文の書き方』

こちらも初版は古く、1959年に出版されています。

内容としては、文章術もしっかりと書いてありますが、「書くこと」についての考え方が勉強になりました。

『日本語の作文技術』よりも、テクニック的な要素は少なめですが、文章を書くための姿勢について学ぶことができます。

アイディアがでない、まとめられないという人向けの本3冊

 アイディアを出すための答えが載っている:『できる研究者の論文生産術』

私は諸事情により修士課程で研究していたことの継続を断念して博士課程に進みました。

そのため進学後いきなり研究アイディアが出ずに困った期間がありました。

その時に読んだ本が『できる研究者の論文生産術』でした。

この本に載っている、アイディアを出すための答えはシンプルで、

「毎日決まった時間に考えて書くこと」

です。

さらに、毎日書くための具体的な方法を教えてくれるので実践すれば書ける可能性は格段に上がると思います。

思考をまとめる手順がわかる:『佐藤可士和の超整理術』

ユニクロや楽天のクリエイティブディレクターである佐藤可士和さんの本です。

アイディアを出す・まとめる際に重要なこととして「空間・情報・思考の整理」があり、その実践方法が書かれています。

主にはアートディレクターとしての仕事ぶりについて書かれていますが、研究分野にも応用することのできることがたくさんあります。

考えていることをどうやってまとめたらよいか悩んでいる人におすすめです。

 学会発表などに役に立つ:『外資系コンサルが実践する資料作成の基本』

学会や学内での発表時にPowerPointを使う方は多いと思います。

でもPowerPointのデフォルトのデザインは良いとは言えません。

ではどういう設定にしたら良いか、ということがわかる本です。

内容としてはPowerPointだけでなくWordとExcelについても書いてあります。

他にも資料を作る時には伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザインも参考にしていました。

モチベーションがでなくて書けないという人におすすめの本2冊

意志と行動をコントロールする:『スタンフォードの自分を変える教室 』

研究に限ったことではないですが、「やる気が出ない、、」という経験はみなさんあると思います。

そのような状況では、意志力の低下が影響しているかもしれません。

この本では意志力(Willpower)を「やる力」・「やらない力」・「望む力」に分け、それぞれの力が弱まる理由や鍛える方法を科学的に解説しています。

特に、意志力を鍛える方法についてかなり具体的に書いてあるのですぐに実践することができます。

また、やる気が出なかったり、やめられない習慣があるのは自分が悪いのではなく、人間はそういう風にできているということがわかるので、精神的にも楽になります。

モチベーションがめちゃくちゃ上がる!というタイプの本ではないですが、意志のコントロール方法を知りたい人には非常におすすめです。

悩みをなくして自分のやることに集中する:『嫌われる勇気』

ベストセラーなので読んだことがある人もたくさんいると思いますが、アドラー心理学の入門書です。

「人の悩みは全て対人関係の悩みである」という立場のもと、悩みをなくすには「自分の課題と他人の課題を明確に分けること」が重要であると主張します。

研究発表をした場合を例とすると、自分の課題は「発表をすること」、他人の課題は「発表の評価をすること」です。

つまり、自分は発表することに集中すればよく、評価は他人の課題なので気にしても意味ないということになります。

他にも様々な角度から、対人関係の悩みをなくす考え方を示してくれます。

悩みが原因で研究がすすまない、、という人には特におすすめです。

もっと早く読んでおけばよかった、、

今回紹介した中には、もうちょっと早く見つけて読んでおけばよかったなーという本もあります。

というのも、早く読んで実践してダメなら次のことをやって、、というサイクルは早ければ早いほど良いと個人的に考えているからです。

そういった反省も反映して、読んですぐ実践しやすい本を選んだので、参考にしてみて下さい。

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