研究や現場の資料はどんどん増えていきます。
PCの容量も限界がある上、今はPCも何台か使用しているためクラウドサービスを利用しています。
現在メインで利用しているのはEvernoteとGoogleドライブです。
あとは補助的にiCloudとDropboxを利用しています。
個人的にはうまく役割分担できている上に複数使うことでそれぞれのメリット・デメリットが明確になってきました。
そこで今現在使用しているクラウドサービスに関する情報をまとめてみました。
これからクラウドサービスを利用しようかなと考えている人や
今使っているクラウドサービスが自分にとってベストなのかと疑問がある人に対して
- 主にEvernoteとGoogleドライブの概要
- それぞれメリット・デメリット
について説明していきます。
クラウドサービスを探す際の参考になれば幸いです。
(「クラウドサービス」は長いので以下「クラウド」で進めます)
目次
クラウドとは
クラウドはデータをインターネット上に保存することのできるサービスです。
もはや多くの人が利用しているため説明も不要かなと思いますが、一応以下にクラウドに関する詳しい説明をしているサイトを紹介しておきます。
今使っているクラウド
私が今利用しているクラウドサービスは以下の4つです。
- Evernote
- Googleドライブ(Googleフォトも)
- その他(iCloud、Dropbox)
メインで使っているのはEvernoteとGoogleドライブです。
簡単にそれぞれ紹介していきます。
Evernote
「オンラインノート/便利なノートアプリ」
と公式HPのタイトルで出るように基本はノートです。
ノートをどんどん溜めていったりすることができるので、EverなNoteなんですね。
しかし、できることはノートだけではありません。
(公式HPより)
タスク管理、リマインダー、Webページのクリップなどもできます。
また、ノートはいわゆる書き込みだけではなく様々な形式のファイルを保存することができます。
さらに、ノートにはタグをつけることができるので、論文を保存する時にタグをつけておいて検索したりしています。
個人的にはタグ機能は非常に重宝していて、後で読もうと思った論文に「未読」タグをつけて思い出した頃に読めるようにしておきます。
プラン
基本プランは3つあります。
- FREE
- PERSONAL
- PROFESSIONAL
です。
FREEはその名の通り無料で使用できるプランです。
できることは限られますし、月間アップロード容量が60MB、ノート上限サイズが25MBであるため
比較的大きめの容量を保存する人や、メインで使いたい人には向かないと思います。
PERSONALは¥680/月で利用できるプランです。
FREEと比べると機能がかなり増え、月間アップロード容量が10GB、ノート上限サイズは200MBになります。
私はこのプランを利用しています。
月に10GB以上アップロードしたり、頻繁に大きなサイズのファイルを保存しない限りは全く問題ありません。
大きなサイズのファイルをアップロードしたい場合にはGoogleドライブを利用しています。
PROFESSIONALはPERSONALからさらに機能が増えたり、連携できる他のサービスが増えたりします。
ノート上限サイズは200MBと変わりませんが、月間アップロード容量は20GBと2倍になっています。
メリットとデメリット
✔️メリット
全てのプランで共通していることですが、月間アップロード容量とノート上限サイズを守れば
総容量は上限がないというメリットがあります。
例えば後ほど紹介するGoogleドライブでは1TBで〇〇円/月のように
選択したプランによって容量の上限があるのですが
Evernoteには現状ありません。
そのため、時間をかけてコツコツとノートを作成していけば大容量の自前ノートブックが完成します。
私は10年近く利用して容量もかなり使用していると思うので、もしEvernoteが総容量に上限を加えるという方向転換をしだしたらと思うだけでゾッとします。
✔️デメリット
・ノート上限サイズが小さい
私が感じている大きなデメリットはノート上限サイズがそこまで大きくないことです。
長めの動画や、パワーポイント内に動画がいくつか挿入されていて容量が大きくなると、アップロードできません。
何でもかんでもアップロードできるわけではないのです。
・設定に工夫がいる
ファイルを効率的に使用するための並びを作るためには少しだけ工夫が必要です。
慣れてしまえば簡単なのですが、最初は少しだけ苦労しました。
Googleドライブ
Googleドライブは天下のGoogleのサービスなのでEvernote以上に知っている人が多いでしょう。
私個人の印象としては、非常にシンプルなクラウドサービスという感じです。
基本的にはどんなファイルでもアップロードできますし、
プランも総容量別で月額料金が変わるというスタンダードなものです。
Googleドライブの容量というよりはGoogleのサービス全てを合わせた容量になっていて
15GB:無料
100GB:250円/月 or 2500円/年
200GB:380円/月 or 3800円/年
2TB:1300円/月 or 13000円/年
10TB:6500円/月
20TB:13000円/月
30TB:19500円/月
となっています。
私は2TBのプランを利用しています。
個人でガツガツ使うには一番コスパがいいかなと思っています。
メリットとデメリット
✔️メリット
まず、プラン内であれば一つのファイルの上限サイズがないことがあります。
私はEvernoteのデメリットの補完として利用している感じでもありますね。
他にも、PCのファイル管理と同じように使用できるため設定の手間がないというメリットがあります。
特に大きな事前設定がいらずに使用できるのでいいですね。
✔️デメリット
個人的に思うデメリットは、容量の制限があることです。
ほとんどのクラウドサービスに共通しているのですが、たくさん容量を使いたい場合はそれに伴ったお金が必要になります。
今のサービス形態的に当然といえば当然ではあるのですが、Evernoteとの違いを感じます。
その他(iCloud、Dropbox)
一応iCloudとDropboxも利用しているのですが、メインでは利用していないのであまり詳しくありません。
iCloudは50GBが150円/月で利用していて、Dropboxは仕事の関係で指定があったため利用しています。
Dropboxは共有が簡単なため、そこは良いなと思っています。
どのように使い分けているか
EvernoteとGoogleドライブの使い分けですが、メリットデメリットでわかるように
容量が大きなファイルはGoogleドライブに
200MB以下のファイルは基本Evernoteに
という感じです。
本当はEvernoteで全て収めたいところなのですが。。
検索方法含めてEvernoteは自分でうまく作り込んでいければ非常に魅力的なサービスです。
まとめ
個人的なおすすめはEvernoteなのですが、どのように使いたいかによって自分にとって良いものは当然変わります。
また、どちらも超有名サービスなので、わからないことがあったら検索でほとんど解決します。
さらに、利用方法に関する本もたくさん出ているのでより良い使い方を見つけることも簡単です。
ネットでもある程度までは問題なくわかりますが、より体系的に知りたい人には良いと思います。
以上、私が使用しているクラウドまとめでした。
クラウドサービスの選択の参考になれば幸いです。